このビスクドール原型のコーティングを終え、
もし恋月姫先生にGOサインを頂ければ、
いよいよビスクドール用の型取りに入れます。
ここまでの長い道のりを思い返しましても、
コーティングは何としてでも成功させたいものでございます。
失敗を悟った私は、
「ビスクドール サーフェイサー」
などで検索しまくり、
他の方々がどう対処しているのか調べてみました。
その結果、
まず情報が少なかったです。
が、どうもビスクドール原型にサーフェイサーを吹いている方々は、
サーフェイサーを吹く
↓
目の細かいやすりで磨く
↓
小さなキズをパテなどで埋める
↓
またサーフェイサーを吹く
↓
磨く
・
・
・
という事を繰り返し、
最終的に艶やかな表面へと仕上げているようなのです
(そうじゃない方もいらっしゃるかもしれませんが、たぶん)。
「なるほど。サーフェイサーを吹いた上から、これを磨いて良いわけね」
磨くとサーフェイサーが剥げてしまうのでは?
と思っておりましたが、
本来少しずつ重ね塗りしていくものらしく、
どうも剥げればまた塗れば良い雰囲気です。
私は、再び安心してサーフェイサーを吹き付けたビスクドール原型を
スポンジやすりで磨き始めました。
ショッキングな毛羽立ちや液ダレの跡なども、
磨いて良いのでしたら、またツルツルに戻せます。
そして、粛々と磨きながら、次のように考えておりました。
「どうやらプラモデルなんかを作る方は、
サーフェイサーの上にラッカーを吹くようね。
サーフェイサーのスプレーが届かない細かい部分は、
ラッカーで筆塗りするって教室のK嬢も仰ってた気がするし、
サーフェイサーを磨いたら、今度はラッカーを塗ってみようかしら」
実は、教室のT嬢にコーティング材料などを買いに連れて行って頂いた際、
肌色のサーフェイサーはありませんでした。
しかし、ラッカーなら肌色があったのです。
その為、塗料としては、ピンクのサーフェイサー(スプレータイプ)と
肌色のラッカー(スプレータイプと筆塗りタイプ両方)を買ってあったのでした。
私は、ビスクドール原型が肌色になった姿を
見てみたくて仕方ありませんでした。