Myクランプもゲット!
ノミのかつら処理も完了!
石膏や壁用粘土もおうちに無事到着!
となりますと、安心して残り2つのヘッドの型取りに挑めます!
ヘッドは「開眼」「半眼」「眠り目」の3タイプですが、
目元以外もそれぞれ少しずつ顔立ちが異なります。
写真ではあまり分からないかもしれませんが、
「開眼」が1番細面で、「眠り目」が1番ふっくら。
恋月姫先生の監督下では、「半眼」ヘッドの型取りを終えました。
おうちでは、まず「眠り目」の顔面型取りに挑戦しました。
↓まずは粘土で壁を作ります。
↓早速クランプを使ってみました!
先ほど作った粘土の壁と、木枠の間に隙間ができないよう、
防水パテを塗り込める気持ちで、丁寧に。。。
(まあ防水パテなんて塗った事ないんですが、イメージ!)
この隙間埋めを丁寧にするよう、恋月姫先生が仰ってましたが、
教室では焦ってしまいましたので、今回はじっくりと!
↓上から石膏を流し込んだところ。
!
!!
な、なんと!!
初めて決壊しませんでした!!!
快挙です!
ノーモア決壊!
やった~!!!
↓次に、石膏が固まるのを待って、木枠と壁用粘土を取り除きました。
私はいまだにこの「逆テーパー」をきちんと理解できておりませんが、
この時点で顔面のどこかが「逆テーパー」になっていて、
そこに石膏が入り込んで引っ掛かりますと、
原型が石膏型から外れなくなってしまうそうです。。。
そうなりますと、石膏型を割るか、
原型を潰すかの二つに一つです!
型を取り終える前に、
原型を潰すほうを選びたい方はいらっしゃらないと思いますが!
やはり顔面が石膏型からなかなか外れず、
私は裏側からゴムハンマーで軽く振動を与えたり、原型をカクカクさせたり、
四苦八苦しながら、石膏型からの原型剥離を試みました。
※コーティングしてあっても、石膏型から取り外すとき原型に負荷がかかる為、
型取りをすればするほど、原型が損傷・摩耗していく感じです。
全然取れないので、ちょっと表面を彫り下げて、、、
↑やっと石膏型から原型を取り出せました!!
↓眠り目ヘッドの顔面石膏型。
ちなみに、たとえば「開眼」のヘッド1種類しか型取りしなくても、
鋳込みのあと、焼成前に目元を修正すれば、
1種類のヘッドから「開眼」「半眼」「眠り目」の顔を作れるそうです。
※だから、同じ型から作ったお人形でも、
鋳込み後の修正やメイクなどを経て、それぞれ1点物になっていくんですね。
ただ、私はまだその工程に達していないのですが、
鋳込み後に修正する場合は、
スリップという液体状の粘土で造形に修正を加えるらしいので、
水粘土や石塑粘土による造形とは勝手が違うのではと想像しております。
色んな原型の顔を試してみたいので、今回はヘッド3種類。
↑「開眼」のヘッドも、同様に顔面の型取りに成功しました!
決壊せずに!