ボディの型取り

ボディの型取り

 

ヘッドは1つ教室で型取りが完了しておりましたので、
残り2つはおうちで復習として型取りできましたが、
鋳込み口の処理は分からず。。。

教室でこの部分も先生に教えて頂きました。

Before


After

もっとも、私が間違えて斜めに鋳込み口を付けてしまった為に、
Afterでも大正解とは言えないのですが・・・!
(↑根本的に間違っている!)

他の型の鋳込み口は斜めに付けないよう、
気を付けます、、、

恋月姫先生
「ここをもう少し、綺麗に磨いた方が良いかも」

留寧
「分かりました!!このモコモコしているところですね!!」

↑磨いても、完璧な美しさにはならない。

留寧
「うーん・・・これで大丈夫でしょうか・・・」

恋月姫先生
「大丈夫ですよ。そこは後からでも処理できますから、
鋳込みのとき、もし『やっぱりもう少しこうしたいな』と感じたら、
その時に手を加えても良いですしね」

先生は、作品に直接影響しないような鋳込み口の内側なども、
きっちりとキレイに磨き上げられるようです。

細かい部分まで、完璧に整えられるのがお好き(!!)らしく、
毎回そのお心意気にも感動致します!!

前回の教室では、鋳込み口の処理だけでなく、
1番大きなパーツとなるボディ部分の型取りについても、
ご指導頂きました。

恋月姫先生
「そうねぇ。
パーテーションラインは、こうした方が良いんじゃないかしら?」

型取りの前に、先生がパーテーションラインをチェックして下さいます。

分かりやすいよう、NGだったパーテーションラインの方に、
恋月姫先生が、マジックで「✕」を書き入れて下さいました。

あとは、正しいパーテーションラインまでボディを粘土で埋めて、
壁で囲んで石膏を流し込めば、ボディ片面の型取りができます。

恋月姫先生
「こうパーテーションラインを引くと、背中側の方がだいぶん深くなるでしょう?

ふつうは正面側から型取りする事が多いのだけれど、
背中側の型取りができれば、ボディ正面側は確実に型が外れるから、
この原型の場合は、背中側から型取りしてみましょう」

留寧
「確かに、これですと、正面の型取りは楽勝っぽいですね!!
分かりました!背中側からチャレンジしてみます!」

↑1度も楽勝で型取りできた事なんてナイにも拘わらず、
 やたら楽観的な生徒。

恋月姫先生
「それと、間接球のこの部分は、このようにして下さいね。
鋳込み口は、こう」

留寧
「ああ!球の部分はこうなるんですか!!
確かにこれは、教えて頂かないと絶対分からないです・・・」

私は、一生懸命、粘土の土台を作りました。

先生がちょっと触っただけで、
その部分の粘土だけ、ピカピカに綺麗になっていくのですが!!

同じ速度・精度では無理でも、
何とか型取りの為の土台作りをせっせと進めます

そして、石膏を溶き、土台に埋め込まれたボディパーツに、
急いで流し込みました。



留寧
「先生!背中側のボディパーツ、簡単に取れました!!」

その結果、外れにくいかもしれなかった背中側の型が、
あっさりと取れたように思われたのですが・・・



恋月姫先生
「あらら・・・。
✕つけた方のパーテーションラインで型取りしちゃったのね

留寧
はっ!

なんたる愚行!

なんと私は、わざわざ先生が✕を付けて下さった方のパーテーションラインで
型取りをしてしまって居たのでございました・・・(バカ過ぎる・・・)

留寧
「先生、、、せっかく✕を付けて下さいましたのに、申し訳ございません。。。
これ、職人さんの工房とかでしたら、
 ぶたれても仕方ない失敗ですよね

恋月姫先生
「大丈夫ですよ。私たちは毎回黙々と取り組んでいるだけで、
お人形を作っていると、作業が色々とやり直しになる事は、
そんな珍しい事ではありませんから」

先生も、スタッフのみなさまも、
毎回なんてお優しいのでしょうか・・・!!

この日も私は盛大に失敗してしまい、
結局ボディの型取りをやり直し、
すっかり後片付けなどが遅くなってしまいました

慌ててやり直したボディの型取りでは、
石膏が大決壊し、目も当てられない状況に・・・

※もちろん、この日も教室では
写真を撮る余裕なんてありませんでした

その上、教室に忘れ物までして帰り、
相変わらず迷惑千万&不出来な生徒なのでございました、、、

改めて思い出しましても、申し訳ない限りです・・・

しかし、こんな私でも、
おかげさまでボディの型取りも片面は完了し、
次回の教室までには、
おうちでさらに他パーツの型取りも進められる運びとなりました(深謝)

いつも本当にありがとうございます
 

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