私が型取りで盛大に決壊させたとき、
恋月姫先生が見慣れないツールをサッとお使いになり、
溢れた石膏から母型を速やかに救出して下さいました。
(繊細かつ鮮やかなツール捌きで)
以来、私はそのツールにも魅了されております。
恋月姫先生
「刃に石膏が付いたままだとすぐ錆びますから、
石膏はすぐ落した方が良いですよ」
↑この点は気を付けないと!!
私はそのツールをずっと、
「ミノ」だと思い込んでいたのですけれど
(「先生、ミノ使って良いですか?」とか言ってた気もします)、
まさかアナタ、
「ミノ」じゃなくて「ノミ」だったとはね―――。
誤解してました。
でも、それ以上に、
「ノミ」は買ったらすぐ使えるものと誤解しておりましたよ。
3本セットで売られていた「ノミ」が届き、
パッケージの裏を見て愕然。
!
アナタ、そんな下準備が必要だったわけ!
・・・知りませんでした。
↑そもそも、この輪っか(「かつら」と言うらしい・・・)を外すのに一苦労で、
柄が傷だらけになってしまいました
↑しかも、1つ目は失敗
↑1つ目の失敗を教訓に、2つ目を処理。
(金床なんて都合良くございませんでした!)
↑左から順に、1つ目、2つ目、3つ目・・・。
3つ目にして、ようやく柄尻を球面に仕上げられました。。。
ちなみに、「玄能(玄翁)」とは、
頭の両端にとがりのない金槌を指すそうです。
もう私はすっかり工具ともお友達よ